FX用語集

RSI (アールエスアイ)
RSIは、値上がり幅・値下がり幅を数値化したオシレーター系テクニカル指標です。
買いの強さ・売りの強さが一目でわかるので、初心者から上級者まで人気があります。
一般的にRSIが30以下では売られすぎ、70以上では買われすぎの過熱した水準と言われています。
RCI (アールシーアイ)
RCIは、主に相場の強弱を表し、反転などの相場変化を判別しやすいオシレーター系テクニカル指標です。
短期・中期・長期の3本のRCIを使う手法は、トレンドの押し・戻り待ちや過熱からの反転狙いに有効です。
預り評価残高 (あずかりひょうかざんだか)
口座資産」に「評価損益」を加算した実質的な資産。
ASK(アスク)
買うことができるレート。

ECB(イーシービー)
ユーロ圏の金融政策を担う中央銀行
移動平均乖離率(いどうへいきんかいりりつ)
株式相場や外国為替相場で、現在値が移動平均線とどれくらい離れているかを見る指標。
一般的には、5日移動平均線で10%、25日移動平均線で15~20%以上離れると、移動平均線に近づこうとするといわれています。
移動平均線(いどうへいきんせん)
移動平均線とは、ある一定期間の価格から平均値を計算し、折れ線グラフで表したものです。
その日を含めた過去何日間(または何週間)かの価格を毎日計算するため、平均値が移動していくことから、移動平均と呼ばれます。
代表的なテクニカルチャートのひとつで、価格の傾向や流れなど、相場の方向性を見る手掛かりとなります。
現状の株価や為替などの価格を表すローソク足と組み合わせて、売買のタイミングを計るときに使われます。
ただし、過去何日間(または何週間)の平均を取っているので、実際の価格の動きよりも遅くなります。
IFDO注文(イフダンオーシーオーちゅうもん)
新規注文と決済注文2つ(指値・逆指値)を同時に発注する注文方法です。 新規注文が約定すると、決済注文2つ(指値・逆指値)が有効となり、どちらかの決済注文が約定するともう1つの決済注文が自動的に取り消されます。
IFD注文(イフダンちゅうもん)
新規注文と決済注文を同時に発注する注文方法です。
新規注文が約定すると、決済注文が有効となります。
インターバンク市場(インターバンクしじょう)
銀行を中心とした各金融機関の取引のことをインターバンク市場といいます。外国為替市場は、物理的な取引所があるわけではではなく、金融機関が電話やオンライン環境で取引を行っております。
インジケーター(罫線分析ツール)
チャート上にテクニカル指標を表示するプログラムのことです。
代表的なものに「移動平均線」や「ボリンジャーバンド」や「MACD」などがあり、これらのテクニカル指標をチャート上に表示することができます。

売り決済(うりけっさい)
買いポジションを手仕舞う(買いポジションを減じる)ために行う売付取引をいいます。
売りポジション(うりポジション)=売建玉(うりたてぎょく)
「ショートポジション」とも呼ばれ、決済が完了していない「売り」を保有している状態のことをいいます。

エキスパートアドバイザ
EAとは『ExpertAdvisor(エキスパートアドバイザ)』の略で、メタクオーツ(MetaQuotes)社が開発したMQL言語を用いて書かれたプログラムのことです。
チャート上で稼動させると、チャートの通貨ペアティック毎に実行されるプログラムで、一般的にはシステムトレード(自動売買)を行うことができます。
エクスパンション
ボリンジャーバンドが広がっていることを意味していて、 相場に強いトレンドが出ているとこういう現象が起こります。
FRB(エフアールビー)
米連邦準備制度理事会のこと。日本の中央銀行にあたる金融政策を決定する機関。
FOMC(エフオーエムシー)
Federal Open Market Committee(連邦公開市場委員会)の略で、アメリカの金融政策を決定する会合のことです。
FOMCでは政策金利の引き上げや引き下げの判断をしています。
円高(えんだか)
日本以外の国の通貨に対して、円の価値が上がることをいいます。
米ドル円の場合、1ドル=110円→1ドル=105円に下がると、ドルの価値が下がった(ドル安)=円の価値が上がったこととなり、『円高』となります。
円安(えんやす)
日本以外の国の通貨に対して、円の価値が下がることをいいます。
米ドル円の場合、1ドル=110円→1ドル=115円に上がると、ドルの価値が上がった(ドル高)=円の価値が下がったこととなり、『円安』となります。

OCO注文(オーシーオーちゅうもん)
One Cancel Other(ワン・キャンセル・アザー)の略で、2つの注文を同時に発注し、片方が約定した場合、もう片方の注文は自動的にキャンセルされる注文方法となります。
押し目(おしめ)
上昇傾向にある相場が一時的に下がることをいいます。そのタイミングを狙って買うことを「押し目買い」。(⇔戻り売り
オシレーター系
オシレーター系というのは、相場の「買われ過ぎ」「売られ過ぎ」を計測し、その反転を予測して逆張りをするためのサインとして用いられます。
オシレーター系では「RSI」や「ストキャスティクス」が特に人気のあるテクニカル指標です。
パターン分析としても利用されることが多く、実際の値動きであるローソク足チャートとオシレーターで逆行する「ダイバージェンス」は相場反転のサインとしてよく知られています。(⇔トレンド系
OPEC(オペック)
石油輸出国機構。
終値(おわりね)
その日一日または特定の期間の取引終了時点の値のことを指します。(⇔始値

乖離(かいり)
乖離率は、価格が移動平均線からどれだけ離れている(乖離している)かを数値化した指標で、移動平均に対する価格の乖離はやがて修正されるという考えに基づき、移動平均線からの離れ具合で「買われすぎ」や「売られすぎ」を判断する指標です。
買い決済 (かいけっさい)
売りポジションを手仕舞う(売ポジションを減じる)ために行う買付取引をいいます(買い戻し)。
外国為替市場(がいこくかわせしじょう)
外国為替の取引を行う市場を、全般的に外国為替市場と呼びます。
買いポジション(かいポジション)=買い建玉(かいたてぎょく)
「ロングポジション」とも呼ばれ、決済が完了していない「買い」を保有している状態のことをいいます。
買戻し(かいもどし)
売建玉を手仕舞う(売建玉を減じる)ために行う買付取引をいいます。
カバー取引(カバーとりひき)
金融商品取引業者が顧客を相手方として行う店頭外国為替証拠金取引の価格変動によるリスク回避のために、引き受けた注文と同等の注文を他の金融機関(カバー先)に対して行うこと。
為替変動リスク(かわせへんどうリスク)
為替相場の変動により、損失が発生するリスクのことをいいます。

逆指値注文(ぎゃくさしねちゅうもん)
逆指値注文は、現在のレートより不利なレートであらかじめ指定する注文方法です。別名でストップ注文や損切注文と呼ばれたりします。
買った後に、予想に反して相場が下がり、これより下がったらさらに損失が膨らむので、損失を拡大させたくないというレートに逆指値を設定しておきます。
強制決済(きょうせいけっさい)
FX取引の証拠金規制に基づき、法令で定める証拠金必要額が預託されていない口座で継続して取引ができないよう強制的に取引を終了させる制度です。
実質レバレッジ25倍を超える取引をさせないためのルールです。
許容スリップ(きょようスリップ)
許容スリップとは、成行注文(クイックトレード)の発注時にスリッページ(発注時のレートと約定レートとの価格差)をいくらまで許容するかを設定できるスリッページの範囲のことです。
許容範囲を超えるレートで注文が約定しないように成行注文(クイックトレード)の約定を制限できる機能です。
金融緩和(きんゆうかんわ)
中央銀行(日本銀行)が、金利を引下げて通貨の供給量を増やし景気を刺激すること。不況のときに行う金融政策の1つとされています。
金融商品取引業者(きんゆうしょうひんとりひきぎょうしゃ)
店頭外国為替証拠金取引を含む金融商品取引を取り扱う業務について、金融商品取引法に基づき内閣総理大臣より登録を受けた者をいいます。

クイック注文=成り行き注文(なりゆきちゅうもん)
あらかじめ価格を設定しないで行う注文をいいます。今すぐ買いたい、今すぐ売りたい時に使う注文方法です。

口座維持率(こうざいじりつ)
取引証拠金」に対する「有効証拠金」の割合です。
有効証拠金」÷「取引証拠金」×100=「口座維持率」(%)
口座資産(こうざしさん)
証券会社に預けた証拠金に決済した損益やスワップ損益を加算した金額のことをいいます。(口座残高)
雇用統計(こようとうけい)
国の雇用状況を調査した統計で、重要な経済指標の一つです。
なかでもアメリカの雇用統計は注目されています。
ゴールデンクロス
長期の移動平均線を、短期の移動平均線が下から上に突き抜けたとき(交差したとき)を、ゴールデンクロスと呼びます。
これから相場が上昇傾向になるかもしれないという買いサインのひとつとして、相場の方向性の手掛かりになるものと考えられています。
 ゴールデンクロスは、移動平均線だけでなく、MACDストキャスティクスなどのチャート分析にも用いられています。

差金決済(さきんけっさい)
原物の受け渡しをせず、当該通貨ペアによる売買の価格差から生じた損失または利益に応じた差金を授受する決済方法をいいます。
指値注文(さしねちゅうもん)
指値注文は、現在のレートより有利なレートであらかじめ指定する注文方法です。
買い注文の場合、現在のレートより安いレートを指定します。
売り注文の場合、現在のレートより高いレートを指定します。
サポートライン
下値指示線。過去に為替レートが何度か止まった価格帯のことをいいます。(⇔レジスタンスライン
サマータイム
米国が夏の期間の日照時間を有効利用するため、標準時(冬時間)よりも1時間進める制度をいいます。
ニューヨーククローズが通常の日本時間午前7時より1時間繰上がり、午前6時となります。

シグナル
「FXなどの相場がこれから上昇するのか、それとも下降するのか」を判断するきっかけとなるポイントのことです。
相場の分析方法には、景気動向、国や企業の状況などを一切考慮せず、チャートや数値だけを頼りに今後の相場を予測するテクニカル分析があります。
シグナルは、主にテクニカル分析によって導かれるものです。
指数平滑移動平均線(EMA)(しすうへいかついどうへいきん)
指数平滑移動平均線(EMA)は、従来の単純移動平均線(SMA)の欠点を補正するために生み出された移動平均線で、直近のデータにより比重を置いて算出・描画したものです。(⇔単純移動平均線(SMA)
実効レバレッジ(じっこうレバレッジ)
取引総額に対して、有効証拠金の何倍のレバレッジで取引しているのか表示します。
「取引総額」÷「有効証拠金」=実効レバレッジ
証拠金(しょうこきん)
取引の契約義務の履行を確保するために差し入れる金銭のことをいいます。
ショート
通貨を売ること、売り建玉ポジション)を持つこと。(⇔ロング
新規注文可能額(しんきちゅうもんかのうがく)
新規注文ができる金額をいいます。

スクイーズ
ボリンジャーバンドで両バンドの幅が狭まっていて、 相場が大きく動きづらい、レンジになっている可能性の時を言います。
ストキャスティクス
ストキャスティクスは一定期間の一番高かった値段と安かった値段の値幅に対して、現在の株価が、どのくらいの位置いるのかということを数値化したもので、「売られすぎ」なのか「買われすぎ」なのかを知りたいときに役立ちます。
RSIと同じく「逆張り指標」として横ばい相場のときに使います。
ストップリミット注文
あらかじめストップ価格とリミット価格の2種類の価格を設定する注文です。
ストップ価格が条件となり、その条件に実勢レートが到達するとリミット注文が有効になります。
ストップ価格に実勢レートが到達していない場合は、リミット注文は有効化しません。
ストリーミング
「買い気配」値(アスクレート:ASK)および「売り気配」値(ビットレート:BID)を同時に表示し、「買い気配」値または「売り気配」値をクリックすることで取引を約定させる注文方法です。
スプレッド
売値(Bidレート)と買値(Askレート)の差をいいます。
スリッページ
逆指値注文成行注文(クイックトレード)の際に、指定レートと約定したレートに差異が生じることをいいます。
相場状況の急変等が起きた場合、このスリッページが大きくなる場合もあります。
スワップポイント
各通貨の金利差に基づき算出される金利差調整額をスワップポイントといいます。金利差の状況によってスワップポイントの受取り、または支払いとなります。スワップポイントによる損益額はロールオーバー取引時に確定いたします。

政策金利(せいさくきんり)
中央銀行が決定権をもつ金利のこと。

損切り(そんぎり)
損失が発生しているポジション(建玉)を決済し、損失を確定させることをいいます。(⇔利食い

ダイバージェンス
ダイバージェンスとは、FXにおける「逆行現象」を意味する言葉です。
これはオシレーター系テクニカル指標が、実際の相場とは逆方向に向かって動いている状態のことを指します。
主にチャートの動きとテクニカル指標の動きを比較して、その後のトレンド転換の可能性を考える戦略として使われます
ダウ理論(ダウりろん)
ダウ理論とは、19世紀の金融ジャーナリスト、チャールズ・ダウが提唱した、6つの基本原則から成る相場理論です。
  ①平均は全ての事象を織り込む
  ②トレンドには短期・中期・長期の3種類がある
  ③主要トレンドは先行期・追随期・利食い期の3段階からなる
  ④平均は相互に確認されなければならない
  ⑤トレンドは出来高でも確認されなければならい
  ⑥トレンドは明確な転換シグナルが発生するまでは継続する
高値(たかね)
その日一日、または特定の期間の最高値を指します。(⇔安値
建玉(たてぎょく)
新規注文約定後、未決済の状態で残っている状態を指します(=ポジション
建値(たてね)
建玉(ポジション)を建てたときの価格。
(新規約定時の為替レート×取引数量)

チャート
相場の値動きをグラフで表したもの。時間の取り方により、月足、週足、日足、時間足、分足などがあります。
中央銀行(ちゅうおうぎんこう)
国の金融組織の中心的役割を担う銀行のこと。
日本では日本銀行、アメリカでは米国連邦準備制度理事会(FRB)。
注文中証拠金(ちゅうもんちゅうしょうこきん)
未約定の注文(新規注文)の証拠金の合計金額。
長期金利(ちょうききんり)
対象期間が1年以上の金利。

通貨ペア(つうかペア)
取引をする2国の通貨の組み合わせのことをいいます。

ティック
FX市場でのティック(Tick)とは配信される1つずつのレートをティック(Tick)といいます。
FX市場で活発に取引が行われているような場面ではティック数が増えるのに対し、市場参加者が少なく、閑散としているような相場であれば、ティック数が減少するといった特徴があります。
テクニカル指標(テクニカルしひょう)
FXのテクニカル分析に用いる指標です。
価格などのデータを基に算出された数値でチャート上に表示して分析を行うのが一般的でインジケーターと呼ばれることもあります。
テクニカル分析(テクニカルぶんせき)
将来の政治、経済、金融情勢などのファンダメンタルズ要素を一切考慮せず、これまでの値動きと時間軸から将来の値動きを予測する分析方法です。
デッドクロス
長期の移動平均線を、短期の移動平均線が上から下に突き抜けたとき(交差したとき)を、デッドクロスと呼びます。
これから相場が下落傾向になるかもしれないという売りサインのひとつとして、相場の方向性の手掛かりになるものと考えられています。
デッドクロスは、移動平均線だけでなく、MACDストキャスティクスなどのチャート分析にも用いられています。
デリバティブ取引(デリバティブとりひき)
通貨の値動きの推移をグラフ化したチャートを読み、分析することをいいます。その価格が現商品の価値(数値)に基づき派生的に定まる商品の取引をいいます。先物取引やオプション取引やスワップ取引等がデリバティブ取引となります。
店頭外国為替証拠金取引(てんとうがいこくかわせしょうこきんとりひき)
通貨を売買する外国為替取引と取引金額よりも少額の証拠金を預託して大きな取引を行う証拠金取引を合成した取引をいい、店頭デリバティブ取引の一つです。
店頭金融先物取引(てんとうきんゆうさきものとりひき)
店頭外国為替証拠金取引のように、金融商品取引所が開設する取引所金融商品市場及び外国金融商品市場によらずに行われる通貨・金利等の金融商品のデリバティブ取引をいいます。
転売(てんばい)
買建玉を手仕舞う(買建玉を減じる)ために行う売付取引をいいます。

特定投資家(とくていとうしか)
適格機関投資家や取引の状況その他の事情から合理的に判断して資本金の額が5億円以上であると見込まれる株式会社をいい、特定投資家向けの取引は、書面交付義務などが適用除外されます。
一定の特定投資家は一般投資家に、一定の一般投資家は特定投資家に移行することを可能にしています。
途転注文(どてんちゅうもん)
決済注文の1つで、取引中のポジション(建玉)を決済し、同通貨ペアの反対方向の建玉を持ちことをいいます。
決済注文と新規注文を同時に発注する注文方法です。
取引証拠金(とりひきしょうこきん)
保有しているポジション(建玉)を維持するために必要な証拠金です。
トレール注文(トレールちゅうもん)
トレール注文とは、決済の逆指値注文時に選択できる注文方法です。
通常の逆指値注文では、注文の執行条件に価格を指定しますが、トレール注文では「トレール幅」を設定します。
発注後にトレール幅として設定された値幅の分、保有ポジションに損失が発生する方向へ値動きがあった時点で逆指値注文が執行されます。
反対に利益を伸ばす方向へは、値動きに合わせて決済条件が更新されていき、できるだけ利益を伸ばして決済することを狙いとした注文方法です。
トレンド
トレンドとは、株価や業績の動きについていう言葉で、上下動しながらも一定方向に向う動きのことを指します。
値が上がっていく傾向を「上昇トレンド」、下がっていく傾向を「下降トレンド」と言います。
トレンド系
トレンド系は、現在の相場の方向性を計測し、その方向に順張りをするために用いられます。
トレンド系テクニカル指標は、基本的な「移動平均線」を代表に「ボリンジャーバンド」や「MACD」は多くのトレーダーから人気があります。

仲値(なかね)
金融機関にて提示される、基準になるレートのことです。大きな相場変動時等を除き、その日一日に適用される基準レートとなります。
成行注文(なりゆきちゅうもん)
あらかじめ価格を設定しないで行う注文をいいます。
難平(なんぴん)
損失を平準化するための売買手法の一つ。

ニューヨーククローズ
通常の一日の区切りは夜の0時ですが、FXの場合、ニューヨーク市場が終わる日本時間午前7時00分〈サマータイム時は朝6時00分〉になります。
一日の区切りとなるこの時間を「NYクローズ」(NYC)と呼びます。
NYクローズを基準にFXの取引日が決まります。

値洗い(ねあらい)
毎日の市場価格の変化に伴い、評価替えする手続きを値洗いといいます。

始値(はじめね)
その日一日、または特定の期間の取引開始時点の値のことを指します。(⇔終値
パーフェクトオーダー
一般的に言われていることは、短期移動平均線、中期移動平均線、長期移動平均線の3本完璧に並んでいる状態の場面を指します。
パーフェクトオーダーには上昇トレンドパーフェクトオーダーと下降トレンドパーフェクトオーダーが存在します。
3本の移動平均線が、「短期移動平均線>中期移動平均線>長期移動平均線」と揃っていた時には上昇トレンドパーフェクトオーダー、「長期移動平均線>中期移動平均線>短期移動平均線」と揃っていた時には下降トレンドパーフェクトオーダーとなります。

BID(ビッド)
売ることができるレートです。
PIPS(ピップス、ピプス)
pips(ピップス、ピプス)は「Percentage_in_points」の略語で、最小通貨単位の1パーセント(1/100)を意味してます。
日本円の最小の単位は1円なので、その1/100である0.01円=1銭が1pipsとなります。
一方米ドルの場合だと、最小単位は1セントとなりますので、1セントの1/100=0.01セント=0.0001ドルが1pipsとなります。
この価格の変動単位を「pips(ピップス、ピプス)」と呼びます。
0.001円(0.1銭)= 0.1pips    0.01円(1銭)= 1pips
評価損益(ひょうかそんえき)
現在保有しているポジションのスポット損益とスワップ損益の合算金額。

ファンダメンタルズ
国などの経済状態などを表す指標のことで「経済の基礎的条件」のことをいい、経済状況、金融政策、財政収支、物価上昇率、失業率等を含む指標のことです。
ファンダメンタルズをもとに株価や為替の相場動向を分析する手法のことをファンダメンタルズ分析といいます。
ブレイクアウト
サポートラインレジスタンスラインを抜け、一気に流れが加速するような状態のことをいいます。

米国雇用統計(べいこくこようとうけい)
アメリカの雇用情勢を示す指標のひとつです。原則、毎月第1金曜日にアメリカ労働省より発表されます。
世界中の経済指標の中で最も市場に注目されている指標の一つです。
ヘッジ取引(ヘッジとりひき)
現在保有しているかあるいは将来保有する予定の資産・負債の価格変動によるリスクを減少させるために、当該資産・負債とリスクが反対方向のポジションを先物市場や店頭市場等で行う取引のことをいいます。
返還可能額(へんかんかのうがく)
お取引口座よりご出金可能な金額です。

ポジション(=建玉(たてぎょく))
新規注文約定後、未決済の状態のことを指します。
ボックス相場(ボックスそうば)
ボックス相場とはトレンド相場とは反対に、市場にトレンドが無く、ある程度上限と下限の価格が決まった範囲の中で、価格が上下している状態のことをいいます。
ボラティリティ
ボラティリティとは通貨ペアの価格の変動率、値動きの幅のことを表しています。
単純に「ボラ」という風に略されて、「ボラが高い or ある or 大きい」や「ボラが低い or ない or 小さい」などと表現されます。
FXだけでなく投資全般で扱われている単語であり、ボラティリティを見極めることによって、より有利に取引を進められることになります。
ボリンジャーバンド
ボリンジャーバンドとは、株価の勢いの変化や反転の目安、方向を見る指標です。
一定期間のデータの標準偏差(シグマ=σ)を算出し、移動平均線に対してシグマの1~3倍を加算したものをボリンジャーバンドの+1σ~+3σ、減算したものをボリンジャーバンドの-1σ~-3σとして表示します。
株価の値動きが激しくなるとバンド幅が拡大、値動きが小さくなるとバンド幅が縮小する傾向にあります。
ボリンジャーバンドで売買ポイントを判断する場合は、値動きが激しくなっても、緩やかになっても、移動平均線を中心にした上下のバンドに向けて株価が上下するまたは、上下のバンドを大きく突破しないという特徴を利用します。
 ボリンジャーバンドの±1σの範囲内に収まる確率・・・約68.3%
 ボリンジャーバンドの±2σの範囲内に収まる確率・・・約95.4%
 ボリンジャーバンドの±3σの範囲内に収まる確率・・・約99.7%

MACD(マックディー)
MACDは指数平滑移動平均(EMA)を用いたオシレーター系の分析指標です。
テクニカル指標の中でも、トレンドの判断が分かりやすく、多くの業者で利用できるメジャーなテクニカル指標です。
移動平均をベースにしているため、取引初心者の方でも比較的わかりやすいことが特徴です。
窓(まど)
2本のローソク足チャートの間(1本のローソク足とその右隣のローソク足との間)に空いた隙間のことを「窓」といいます。

未約定(みやくじょう)
注文が成立する前(注文中)の状態の事をいいます。(⇔約定

MT4(MetaTrader4)
MT4は、ロシアのメタクオーツ・ソフトウェア社が開発したカスタマイズ性に優れたFX取引ツールです。
チャートの便利さ・高機能で世界中で利用されているプラットフォームで、
誰でも・無料で利用できる点も人気の1つだと言えます。

持ち合い相場(もちあいそうば)
相場の方向性が決まらず、迷っている状態とも言われるのが保ち合い相場です。 実は、FX相場では保ち合い相場が7割とも言われています。(=レンジ相場
戻り売り
下降傾向にある相場が一時的に上がることをいいます。そのタイミングを狙って売ることを「戻り売り」。(⇔押し目買い
モメンタム
相場の勢いをオシレーターにしたテクニカル指標です。
テクニカル指標のなかでは最もシンプルで一定期間内の価格の変化値に注目し、現在相場が上昇基調なのか下落基調なのかを判断するのに適しています。

約定(やくじょう)
注文が成立する事をいいます。(⇔未約定
約定日(やくじょうび)
注文した取引(売買)が成立した日のこと。
安値(やすね)
その日一日、または特定の期間の最低値を指します。(⇔高値

有効証拠金(ゆうこうしょうこきん)
預かり評価残高(口座資産に評価損益を加算した額)から出金依頼額を引いた金額です。
有事のドル買い(ゆうじのどるがい)
世界を巻き込むような大きな事件や事故などが起きた時に、基軸通貨であるドルが安全だと考え買いに動くこと。

四本値(よんほんね)
始値高値安値終値の総称を四本値といいます。

利食い(りぐい)
利益の出ているポジション(建玉)を決済し、利益を確定させることをいいます。(⇔損切り
両建て(りょうだて)
同一銘柄の買建玉(買いポジション)と売建玉(売りポジション)を同時に持つことをいいます。
両建相殺証拠金(りょうだてそうさいしょうこきん)
両建て時に相殺された証拠金です。

レジスタンスライン
これ以上相場が上昇しないという認識をもちやすい価格帯のことをいいます。
レバレッジ
てこの原理のことで、少ない資金で大きな取引を行なうことにより投資した資金に対する損益の比率が大きくなること、またはその倍率のことをいいます。
レンジ相場(レンジそうば)
ある一定の範囲内で、上下動を繰り返す相場のこと。(=持ち合い相場
連邦公開市場委員会(れんぽうこうかいしじょういいんかい)
FOMC。アメリカの金融政策を決定するため、年8回開催されます。

ロールオーバー
店頭外国為替証拠金取引において、同一営業日中に反対売買されなかった未決済ポジションを翌営業日に繰り越すことをいいます。
ロスカット
損失が所定の水準に達した場合、金融商品取引業者がリスク管理のため、すべての未決済ポジションを強制的に決済することをいいます。
ロスカット値
取引証拠金に各コースの定められたロスカット比率を乗じた金額のことをいいます。有効証拠金がロスカット値を下回るとロスカットが発生します。
ロング
通貨を買うこと、買い建玉(ポジション)を持つこと。(⇔ショート
inserted by FC2 system